昭和

【どうでもいい話】
昨日は昭和の日ということでお休みをいただけました。昭和の日?祝日になっているのだから何か祝うことがあるのでしょう。懐古主義な私は昭和時代がとっても大好きですが、祝日にするのはどうなのかと違和感もあります。もともとみどりの日っていい祝日だったんだから、わざわざ名前を変えて何が目的なのかわかりません。みどりの日に植林したり、新緑のなかお散歩したりを推奨するほうが幸せな休日になるような気がするのですが。個人的にはみどりの日という言葉は恐怖ではあります(笑)。皆さんは何か昭和を思い出しましたか?

【レストア日記】
お休みなので本腰を入れて。

まずはフロントシリンダーを取り外す。固着していたのでハンマーで叩いてやっと外れた。次にリアシリンダー。ヘッドのネジを完全になめたので、「秘奥義舐めネジ外し(内容は人には言えません)」を実行する。無事外れる。シリンダーベースのネジも舐めそう。また奥義を出すのは大変なのでいい工具を買ってくる。無事外れる。

フロントバンクを見ると、ぁあっぁああぁあぁぁぁぁぁぁぁ軽く抱きついてる。オイルポンプが悪かったからか排気ポートのネジが止まっていなかったからかいろいろ原因は考えられます。
焼きつくまでいかなくて良かった。しかしピストンのスリーブはデロデロ。シリンダーにはピストンのカスがびっちり。再利用可能か素人判断では怖いのでバイク店の友人に相談することにする。お菓子を用意して呼び出す。

友人曰く「お客様のだったら即交換だけど自分で乗るならこのまま」という安心していいのか悪いのか解らないアドバイスを貰う。固着したピストンのカスを剥がして様子を見ることにしよう。耐水600番で軽く磨く。クロスハッチも残っているし再利用できそうな気配。2,3日真剣に磨いてみる(磨きすぎてもよろしくない)

シリンダーが外れたのでいよいよセンターシールのチェック。これは何かというと、NSRは2サイクルV型ツインエンジン。「>」←こんな感じ。上(リア)のピストンと下(前)のピストンがクランクでつながってる。当たり前ですね。このクランクの真ん中に、吸気ガスを吸い込む際に前後のシリンダーに行き来しないように止めてある。このシールが抜けちゃう持病があるのです。どうやって確認するかというと、リアのクランクから混合ガソリンをなみなみ注ぐ(220cc位)、1時間ほど放置。シールが抜けていればフロントからガソリンがダバダバ出てくるはずです。1時間以上放置しましたが1滴も出ませんでした♪。これが壊れるとクランクシャフト丸ごと交換(部品代だけで8万円くらい、さらにエンジン全バラシ)なので、無事で何よりです。

RCバルブ(HONDA独自の2サイクル排気デバイス)のチェックもOK。ほとんどカーボンも溜まっていません。一応きれいに磨き上げる。

さて、一通りチェックが終わりました。ピストンとその周りの小物(リングとかベアリングとかピンとか)を注文してくみ上げるだけです。とりあえずエンジンがかかったら足回りに作業を移行します。フロントサスペンションは全バラシの予定。あぁめんどくさい。自分で乗る気が無いのでやめちゃうかも。