まだ気を緩めてはいけない状況だと思う

【どうでもよくない話】
いろいろやらなくてはいけないことがあったのですが、この一週間は公私ともにボロボロ。
被災を受けていない私はそろそろリセットしないといけないのですがなかなか難しそうです。

ご飯を食べてお風呂に入っておとなしく寝る。

【発電所】
もう皆さん慣れっこになってしまって緊張感も薄れていますが、危機的状況は今がピークのようです。
現在はとりあえず
・外部から水をかけて冷やす
・冷えて放射線が減ったところで電源修理
・電源が使えれば冷却装置が動くかも
こんな感じでしょうか。

心配なのは度重なる爆発で冷却装置がどうなっているか?ということ。
冷却装置が動かないなら、何とかしてホースを貯蔵庫と炉心に繋いで水をガンガン送らなければなりません。
あちこちから強力なポンプ車が集結するという話もあります。うまくいくといいのですが。

冷却装置が動かない場合、今から突貫工事で新しい冷却装置を作らなくてはなりません。水を巡回させられればよさそうですが、急に作るので垂れ流しになりそう。
放射性物質を帯びた水が福島の海に垂れ流しになる可能性があります。仕方がないことですが辛い気もします。

現在300名近い人が発電所内で作業されているそうです。
地震が起きてもう一週間。交代とか休憩とかとれているんでしょうか?
酷なようですが、この人たちだけに任せていないで、東京電力は交代要員を出すべきです。

【批判】
悪いのは誰だ?

そもそも壊れるような原子力発電所を作った東京電力?
後手後手にまわって未だに解決できない政府?
危険を見抜けない検査機関?

忘れてはいけないのが、もっともっとと電力を欲し、自らの快適な電気生活を望んだ人たち、つまり国民です。
熱い日にクーラーのきいた部屋でよく冷えたビールを飲みながらテレビを見る。当たり前のことかもしれませんが、裏にはこのようなリスクが隠れていました。
知らなかったでは済まされないと思います。
危険を覚悟で冷えたビールを飲み続けるか、安心のためにテレビを我慢するか、選択するのは自分自身です。