【どうでもいい話】
先日奥様のバイクと入れ替えでやってきたTS125Rさん。
むかーし私が乗っていたバイクです。
基本的な整備だけでは動きそうもなかったので順番に修理していく。
■キャブレター
まずはキャブレター。これはガソリンと空気を混ぜる機械。
細い管からガソリンを噴出させて霧状にして空気と混ぜるため、その細い管がよく詰まります。
今回もご多分に漏れずしっかり詰まっていました。
なんでも溶かす不思議なキャブレタークリーナーという薬品で掃除します。
これはしばらく乗らなかったバイクは必ず整備しなくてはなりません。かんたん。
■シリンダー
このバイクは排気ガスの出口を制御して、常に調子がいい広さの排気ガス出口にしています。
スズキのバイクはこれがすぐに壊れるので分解して清掃。この部品を清掃するためにはエンジンの上半分をばらさなくてはならない。思ったより汚れていない。
しかしエンジンの上半分をばらしたら、ピストンと呼ぶすごく大事な部品がボロボロ。ピストンが収まっているシリンダーという部品も一緒に傷だらけ。
こまった。これはこまった。このような場合の修理法は以下の通り。
1:ボーリングしてオーバーサイズピストンを組む
ちょっと大きなピストンを買ってきて、シリンダーの内側を削って修理します。
しかし今は世間の事情によりちょっと大きなピストンを販売してくれなくなっています。
探すとオークションなんかであるんですがとても高い。
ボーリングは専門業者にお願いします。
2:ピストンとシリンダーを新品にする
一番いいんですがお金がかかる。そもそも古いバイクなのでシリンダーの部品販売がない…。
3:みなかったことにする
・・・。