無線機の修理

【どうでもいい話】

先日山小屋で無線機を使おうとしたら動かない。
調べたら電池が液漏れして基盤を侵している。

このタイプの無線機は電波法の関係でもうすぐ使ってはいけなくなる。
最近は船の上でも使わないので、もうこのまま捨てようと思っておりました。
そんな話を嫁にしたら「お父さんでも直せないものがあるのね」とぼそっとつぶやかれた。
これがずっと頭に残っていて、暇なので直すことにする。意地のためである。

電池の液で電源と基盤の接点がおかしくなっている。
基盤にハンダ付けしても回復しないので、電源部分からケーブルでバイパスして修理完了。

午後は全部昼寝してしまう。
どうもコロナになってからいくらでも寝れる習慣がついてしまったのか、体力がなくなったのか、気が付くと寝てしまいます。

 

【無線機】

無線の便利な道具があふれてきた昨今です。
スマホとかWi-FiとかBluetoothとか。

無線には周波数というものがある。
周波数とは「ロープを二人で持って上下に振るとできる波」が何個あるかである。
人間の声でいうと低いとか高いとかである。

無線機は自分の指定された周波数だけ使うということができる。
なので人間が10人好き勝手にしゃべるとなんだかわかりませんが、無線機は上手に周波数を分ければ自分がききたい話だけ聞ける。

そうなりますと限られた周波数を大事に平等に使わなくてはならないのでいろいろルールがあります。
今回のような古い無線機は、「電波が漏れてしまう」ということで、他の雑音の元になるので規制されます。

例えるならげっぷが出るときの「げっ」の部分がダメなのです。「ふー」の部分だけにしなくてはなりません。

そんな規制予定だったのがコロナで急に規制されても困るということで、「しばらくの期間」は猶予されております。
いつ規制になるのかはまだ誰も知らない。