【どうでもいい話】
正月が来たかと思ったらもう3月です。今シーズンに向けて船の準備をしなくてはなりません。
こういうのは一人だと先延ばししてしまうものでして、太郎さんに声をかけて自分を追い込むのです。
そういうわけで太郎さんといろいろ点検。
太郎さんが来る前にエンジンの試運転は済ませました。あれだけバラしたのに素直にかかりました。
ネジを増し締めしまして問題なしとします。
太郎さんも来まして船を膨らませて、パンクの修理です。
シューシュー言うような穴はなく、瞬間接着剤一滴で直る程度の細かい穴がいくつかありました。
上陸時には勢いよく砂浜に着岸させますが、いままで船底に穴は全くなく、すべて船の横です。
すなわち魚のヒレにやられているわけでして、改めて魚のヒレは鋭いのだと思います。

今回の目玉艤装は「バルーンタイヤ」。
メーカーから寸法をもらっていましたが、どうにもこうにも装着イメージがわかないので、とりあえずつけてみることにしまして購入しました。
箱から出すとベコベコ。
空気をどれだけ入れるのかよくわかっていなかったのですが、ベコベコで使うのが正解のようでして、空気は入れてはいけません。
とりあえず旧タイヤと入れ替えてタイヤのシャフトにつけてみる。
ここまでは予定通りジャストフィット。
こんなイメージ

船につけてみますとギリギリ装着できます。
荷物を積んで重みがかかるとどうなるのか?(逆さにしてあります)

このままですとどうやっても跳ね上げることができません。
すなわち「浜辺で外して車に戻す」か「船の中に格納する」ということになります。
車に戻すならそもそも二度に分けて運べばバルーンタイヤなんていらないような・・・
船に格納するならばドーリーシャフトの金具穴を利用して、現状でこんな感じに固定はできる。
しかしいかにも邪魔であろう。

いつものコンテナにすっぽり入るので、クーラーを船中に戻して、コンテナをチューブに乗せてしまう手もある。
ただし海上での取り外しの際に大事な部品を海に落としてしまう危険もある。
一度車に戻ってタイヤをしまう、着岸時にタイヤを車まで取りに行くというのも面倒が増えますし、そういうのが苦手な性格です。
出航場所によって新旧ドーリーを使い分ける必要もあります。
そうなると現地を見て出航可否を決める場合には両方持って行かなくてはなりません。
なかなか手間になるのかもしれない。
この辺りは何度か使ってみて「落ち着く」場所を探すしかないかなと思います。
しばらくはいろいろやってみますが、最終的には「跳ね上げ」を実現して乗り越えたい。
ドーリーシャフトに「伸縮機能」をつけるのがいいと思う。
シャフト上で切断し、印籠つなぎのようなステンレス材の芯を溶接する。
タイヤで移動中は船の重みで外れることはない、航海中は真上に向けて差しておく。
心配なら抜け止めピンを入れる。
今シーズン中に何とかします。