シーズンイン

【どうでもいい話】

やっと、やっと海が落ち着きまして、2024シーズンの開幕です。
副船長は太郎さん、船には新兵器バルーンタイヤを取り付けまして出航。
もちろんノッコミ狙いでハタ場に直行です。

ハタ場に向かう途中でストンとエンジンが停止。
え?なに?整備の時に大きなミスをしてる??
よく見てみるとキャブレターのドレンボルトからガソリンが漏れてる。
前日も見直した気がするのですが、しっかり締めていなかったようです。
海上で締めなおしてガソリンを追加して再出発。

少しウネる。たまに舳先に水をかぶる。かなりの泥濁りです。安全な範囲内ですが風もちょっとある。
ハタ場につきまして、シラス船が来るまでは水深40m程度で始めます。
沖にはクイーンエリザベスが入港待ちでうろうろしています。

早々に太郎さんのタイラバに「土嚢袋をかけたような」という手ごたえで、何とか上がってきたのはパンパンのホウボウ。

続きまして食べごろマダイ。

シラス船は寄ってきませんでしたので、魚を求めてうろうろしますが、船がかなり流されるので水深50m以上では釣りにくい。
30mくらいの浅場で太郎さんマダイ追加。

ハタ場東側駆け上がり、いわゆる「どハタ場」にはミニボートが1艘。
ピンポイントで攻めているので、我々以外にもあの場所を知っている方がいるようです。
かなりの手練れとみた。

太郎さんマダイ追加しますが、私はアタリもない。
シーズンインで坊主は避けたいので、ジグをやめましてビンビンスイッチに交換。
しかし泥濁りで、ビンビン用に持ってきた短い赤いネクタイを信じきれない。
ここは勇気を出して丸いタイラバに変更、濁りによさそうなネクタイに。
しばらくしますと新シーズン開幕にふさわしい50手前のマダイを上げまして、何とか面目を保ちます。

太郎さん追加で小ぶりなマダイを2匹上げますがリリース。
乗っ込みシーズンの割にはサイズが上がらない。

9時過ぎには風もなくなり、深場も探りますが反応はない感じ。
10:30くらいにのんびり戻りつつ11時に上がりました。

今回いつもの「コンテナ」5個に荷物を入れてきたのですが、どうやっても帰りの荷物が収まらない。
時空のゆがみを感じます。

シーズン初の釣果、すべてタイラバ

ホウボウの煮つけとマダイの塩焼き
ホウボウもマダイもしっかり抱卵している

【2024新兵器】

(1)バルーンタイヤ

シャフトの関係で現地での組み立ての手間があります。
荷物としてもコンテナ1個になります。

船を膨らませてから、タイヤを取り付ける。
まだ慣れていないので手間がかかりましたが、それほど時間のかかる作業ではない。

斜面を下りまして砂浜の上に乗ってもそれを感じさせないラクさです。
枝がかなり打ちあがっていましたが、その上もすいすい乗り越えまして、波打ち際まで苦労せずに行けました。

波打ち際でタイヤを外し、シャフトはいつも通り跳ね上げてつけておきます。
ここから浮かぶまで、タイヤなしで引っ張らなくてはなりません。

タイヤは椅子板の下にすっぽり収まった。

帰りは波打ち際前でエンジンを止めて、チルトアップ、その状態で手漕ぎで接岸します。
素早くおりて船を抑えて、波打ち際より上に引きずり上げます。

そこからタイヤをつけて、引っ張っていきますが、上りの砂地も快適。

ただし、コンクリートの斜面を上がるのに、ふにゃふにゃタイヤに力を吸われてしまってここが今までより大変。

それでも波打ち際から駐車場までノンストップで上げられました。
悪くはないのですが、弱点もある。手間もある。
しばらく使い込んでブラッシュアップしていかなくてはなりません。

(2)ブロアー

私の使っている電動工具BOSCH 18Vシリーズのブロアをオークションで1000円にて購入しました。
これで水洗い後の水滴を吹き飛ばして片づけを短縮しようという魂胆です。
つかってみましたが、どうにもこうにも水滴が飛んでかない。
細かいところはいいのですが、大きなところはあまり飛んでいかないし、拭かないと汚れは取れないしで、これはボツになりそう。